当事務所の弁護士は、いずれも子どもの権利に関する活動に力を注いでいます。特に、野口善國弁護士は、1980年の弁護士登録以降、子どもの権利分野において積極的な活動を続けてきました。
神戸連続児童殺傷事件の犯人の少年の弁護団長、姫路タクシー運転手殺害事件の犯人の少年の付添人を務めるなど、非行少年の弁護・付添活動を多数手がけ、いじめ事案調査の第三者委員を務めるなど学校問題にも取り組んできました。
さらには最近では虐待児童のシェルター「つなご」の設立・運営にNPO法人の理事長として関わるなど、子どもを守るための活動はライフワークとも言えます。
このページでは、野口善國弁護士が長年の子どもの権利を守るための活動を続ける中で培った知識・経験・ノウハウや、子どもたちへの思いをご紹介します。
私は大学生であった昭和41年(1966年)頃から、少年法に関心を持ち、少年達との交流を通じて現行少年法の価値を確信し、これまで一貫して少年法を守り、「改悪」に反対する活動を続けてきた。
思えば一部では改悪をくい止め、少年の権利や被害者の権利を守る改正もなされたとは言えるものの大局的には、特に、この20年は敗北の連続であったように思う。
しかし、今回の年齢引き下げ問題は、18、19歳の少年の取扱いのみが変更されるのではなく、17歳以下の少年に対しても、その取扱いが、一般予防に中心を置いた、厳罰主義(あるいは厳罰とまではいかなくとも刑罰化)に傾いていくことは必至である。
私が人生をかけて守ろうとしてきた少年法は今や死滅しようとしているのではないか。
このような危機感から、少年法「改悪」問題に長らく闘いを続けてきた者として、少年法「改悪」の歴史を振り返り、現在の「改正」案の危険性を指摘したい。
学校事件・事故被害者全国弁護団(愛称:子どもほっとすぺーす)は、弁護士が学校事件・事故(いじめ・不登校・体罰・事故など)の被害者やご遺族の相談を受けるための弁護士のネットワーク。野口善國は代表を務めています。
学校問題に関心のある弁護士が集い、勉強会などを通じて、知識や経験、ノウハウを共有。各地で、学校事件に取り組める弁護士を紹介するなどして、早く需要にこたえられるようにしています。
貧困や虐待などが原因で「家に帰ることができない」「安心して泊まれる場所がない」といった、居場所がないと感じているこどもたちがいます。
こころんハウス(特定非営利活動法人つなご)では、そんなこどもたちにまずは安心できる居場所を提供。しばらくの間安全な場所で傷付いた心身を休めてもらい、次の道へ進む支援を行っています。
こころんハウスを運営する特定非営利活動法人つなごでは、正会員・維持会員募集中です。ご案内はこちら。
弁護士会では、各学校の要請があれば、いじめ予防授業の出前をしています。野口善國も積極的に参加しています。予防授業のレジュメはこちら(PDF)。
少年非行問題を中心に、子育て、少年法「改正」などについての講演活動を行っています。
大阪市・宝塚市のいじめ事案調査に関する第三者委員を務めるなど、いじめ事件等の調査委員としても活動を行っています。
名古屋刑務所での重大事件発生の後、刑務所内の人権侵害を防止するため、外部の第三者による視察委員会制度が作られました。その後、少年施設にも同委員会が設置されるようになりました。
野口善國は現在、神戸少年鑑別所の視察委員をしています。幸い今のところ、重大な人権侵害事案は発生していないようです。